病気の予防をして愛犬との楽しい毎日を過ごしていますか!?
近年、日本の各地でレプトスピラ症の報告があがっています!東京では錦糸公園で報告がありました。。
ネズミの尿などで感染が広がり、人にも感染する可能性があります。予防接種は7種類以上を推奨します!
最近はコアワクチンは数年効果があるので予防接種を2,3年に1回という方もおられるようですが、レプトスピラ症は毎年の接種推奨です。
安心して楽しい毎日を過ごすためにも、「混合ワクチン」は命に関わる感染症から犬を守ってくれる非常に重要な予防接種です。
でも、何種があるの?何が違うの?副作用は?…など、いざ考えるとわからないことも多いですよね!
この記事では、犬の混合ワクチンについてわかりやすく解説します。大切な家族を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
■ 混合ワクチンとは?簡単にいうと“まとめて予防できるワクチン”
混合ワクチンとは、複数の感染症を1回の接種で予防できるワクチンのことです。
たとえば「5種混合ワクチン」なら、犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬アデノウイルス1型感染症、犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザの5種類の病気に対して効果があります。数字が増えるほど、予防できる病気が多くなります。
■ 混合ワクチンで予防できる主な病気はこれ!
ここではよく含まれている病気をピックアップして紹介します。
犬ジステンパーウイルス感染症:高熱、咳、神経症状。致死率が高く、非常に危険。
犬パルボウイルス感染症:激しい下痢や嘔吐を引き起こし、特に子犬にとって命に関わる。
犬アデノウイルス感染症(1型・2型):1型は肝炎、2型は咳の原因になる。
犬パラインフルエンザウイルス感染症:ケンネルコフの一因となる。
レプトスピラ症:川や山に多く、腎臓や肝臓を冒す人獣共通感染症。
■ どの種類を選べばいい?5種と10種、どう違うの?
生活環境やお出かけの頻度によって、選ぶべきワクチンは異なります。
種類 | 対応する病気 | 特徴 |
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5種混合 | 基本的なウイルス5種(ジステンパー、パルボなど) | 室内飼い・都市部向け。 |
6~7種混合 | +レプトスピラ(1~2型) | 都市部でも自然と接触の可能性があるならおすすめ。 |
8~10種混合 | +レプトスピラ複数型 | 山や川に行く犬、地方・農村部に多く住む犬に推奨。 |
■ 接種スケジュールは?子犬から成犬まで
生後6~8週:初回接種
その後3〜4週間ごとに追加接種(合計2~3回)
成犬:年に1回の追加接種でOK
■ 副作用ってあるの?気をつけたいポイント
混合ワクチンは基本的に安全ですが、稀に副反応が起こることがあります。
よくある副作用
・一時的な元気消失、発熱、下痢
・注射部位の腫れ
・重篤な場合:アレルギー反応(顔の腫れ、呼吸困難など)
副反応が気になる場合は、午前中に接種してすぐに動物病院にいけるように様子を見てください。
■ 混合ワクチンは「飼い主のマナー」でもある
ドッグランやペットホテルを利用する際、「ワクチン接種証明書」の提示が求められることがほとんど。つまり、混合ワクチンはマナーでもあり、愛犬の社会生活のパスポートともいえます。
■ まとめ:愛犬の健康と自由な毎日のために、混合ワクチンは必須!
混合ワクチンは、犬の命に関わる病気をまとめて予防できる大切な注射です。どの種類を打つか、いつ打つか、副作用が出たらどうするか…正しく知って、愛犬の健康を守っていきましょう!